こんにちは。とんかつです。
医学の情報を知ろうとしたときに、用語が難しくてわからなかったことなどはありませんか?
本日は、わかりにくい医学の用語をわかりやすくまとめたいと思います。
また、わかりにくい用語がありましたら、コメントに書いていただければ随時更新していきます。
罹患数と罹患率
まずは、罹患数と罹患率です。
罹患(りかん)と読みます。罹患は簡単にいうと、病気にかかったことです。
罹患数は100人です!と言われても、それが多いのか少ないのかの判断ができません。
そのため通常、都道府県や市区町村単位で1年間にどのくらい罹患したかといった形で使います。
罹患数は1年間に何人病気にかかったかの人数
次に罹患率です。ある集団のなかで1年間にどのくらいの人がその病気にかかったか。
たとえるなら、日本の中で、肺癌にかかった人が1年間に何人いて、それが人口10万人あたりどのくらいかといった形で使います。
罹患率は1年間に人口10万人あたりどのくらい病気にかかったか
死亡数と死亡率
死亡数は罹患数と同様に1年間に亡くなった方の数です。
死亡率も罹患率と同様に1年間に人口10万人当たり何人の方がなくなったかを表します。
生存率
ある一定期間経過後の時点で生存している人の割合。
よく癌の5年生存率が使われますが、これは診断された人が、5年後に生存している割合です。
癌の場合は、癌の種類やステージによって変わります。
また、生存率には実測生存率と相対生存率があります。
- 実測生存率:死因に関係なくすべての亡くなった方を集計
- 相対生存率:特定の病気でなくなった方を集計。癌の場合は癌で亡くなられた方を集計。
癌の5年生存率の場合は通常相対生存率を使用。例えば交通事故や心臓発作で亡くなった方をカウントしないで、純粋に癌の生存率を測定するため。
5年生存率は、5年後に生存している割合のこと。
まとめ
医療情報を理解するときに役立つ用語の説明をしました。
今後も、わからない用語があれば追加していきますので、わからない用語があればコメントに入れてください。
また、こちらのサイトが非常によくまとまっていて参考になります。ご興味があるかたはどうぞ。
出典:がん情報サービス がんに関する用語集:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ] (ganjoho.jp)
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