みなさんこんにちは。とんかつです。
本日は、胃カメラ検査についてお伝えします。
胃カメラ検査といえば、胃がんや胃潰瘍などを疑ったときに受けなければいけない検査ですが、つらそうなイメージのある検査です。
今日は、胃カメラ検査の流れや、ちょっとでもつらくなくする方法などをお伝えしたいと思います。
胃カメラ検査とは
胃カメラ検査とは、正式には上部消化管内視鏡検査と言います。
胃カメラのほうが分かりやすいので、このページのなかでは胃カメラと言います。
胃がんや胃潰瘍などを疑ったときや健康診断で行われます。
バリウム検査との違いは、バリウム検査は胃の形や胃の壁の不整などをレントゲンで確認します。
もし癌が疑わしいとなったとしても、癌と確定するには一部をとって顕微鏡で検査をしなければわかりません(病理検査)。
一部を取るためには、必ず胃カメラが必要になります。
その他、胸やけがする、胃が痛いなどの場合、胃カメラでなければ逆流性食道炎や胃潰瘍を見つけることは難しく、やはり胃カメラが必要になります。
胃カメラの流れ
胃カメラをやる場合、前日の夕食後以降は食事をとらないようにしていただきます。
検査の時に胃の中に食べ物が入っていると、胃の壁が見えなくてよくわかりません。
水分は取っていただいて大丈夫です。
検査日当日、もともと血圧の薬などを飲んでいる人は少量の水で飲むようにします。
止める薬などもあるため、内服する薬については検査を受ける病院の先生に確認をしましょう。
そして病院にきたら、最初にのどの麻酔をします。
麻酔のゼリーを口に含んでのどを麻酔します。にがいです。
この時に、少しオエっとなるかもしれませんが、なるべくのどの奥にゼリーをためるようにするとその後の検査が楽になります。
麻酔が効いてきたらベッドに移っていよいよ検査を受けます。
直前にスプレーなどをするときもあります。
胃カメラの費用
医療の費用の考える際に、健康診断なのか保険診療なのかで変わります。
健康診断の場合は、健康な人の病気のチェックですので保険はつかえず全額負担となります。
保険診療、つまり具合が悪いひとを調べる目的であれば保険が使えるため、1~3割の負担になります。(生活保護は0円)
健康診断でやる場合は、鎮静薬の使用などによって変わりますが、おおむね1~2万円とされております。
保険診療の場合は、負担率によっても変わりますが、3割負担の場合5000~8000円程度です。
つらくない胃カメラは?
鎮静薬(眠くなる)を使用することにより、つらわを感じずにできることもあります。
ただし、目が覚めるまで待たなければならないこと、場合により車は使用できないことなどがあります。
また、最近では鼻から入れる胃カメラがあり、比較的つらくないといった意見もあります。
ただ、鼻の穴が小さい方、女性のかたなどはすこし苦しさを感じることもあるみたいです。
実際に受ける先生と相談してみてください。
まとめ
胃カメラについてまとめました。
初めて受けるときは緊張すると思います。
1日の流れが分かり、少しでも緊張緩和に役立てれば幸いです。
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